ローマ歌劇場でのオーディション
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昨年9月に行われた第2回イタリアオペラ歌手オーディションで、審査員の推薦を受けた歌手たちが2009年12月、イタリアで最も歴史のある歌劇場のうちの一つ、ローマ歌劇場(Teatrodell'Opera
di Roma)で行われたオーディションに参加しました。ローマ歌劇場の芸術監督立会いの下で行われたオーディション参加者の声を掲載します。
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Trovatoreのアリア「Tacea la notte」アリアとMadama Butterfly のアリア「Un bel di vedremoを歌いました。ただ最初の一曲目の前半はその劇場の響きに少し探りを入れながら、様子を感じようと神経を少し尖らせていたようにも思います。2曲目には様子がわかった分さらに演技や細かい音楽表現ができました。歌った後の感想ですが、音響のかえりも適度にあり、とても歌いやすい劇場でした。そのこともあり、ほぼ自分なりには満足できる出来で歌えました。自分の声を聞いてもらうには滅多とない大きいチャンスでしたので、また次に繋がればと思っています。そして何よりも劇場の舞台で歌うことはとても勉強になりました。
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(ソプラノ歌手 33歳)
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劇場内のオーケストラ練習室を30分程与えていただき、14時より、ローマ歌劇場の本舞台にてオーディションが始まり、自選の2曲を演奏しました。演奏がひと通りおわって、審査員の方より演奏に関しての講評をして下さいました。具体的には「高音の音質をもっと研究するように」ということでした。「もっと研究して、また機会があれば聞かせて欲しい」とおっしゃいました。私はイタリアで4年研修をし、その間いろいろなオーディションやコンクールを受けましたがとにかく劇場のオーディションというのは、劇場内とパイプを持った人物に紹介してもらうしか方法がなく、オーディションに行き着くまでが大変なことです。大きな劇場では公募が出ることは非常に稀です。(定期的に公募が出るのはイタリアではミラノ・スカラ座アカデミー(30歳まで)、ボローニャ歌劇場アカデミーくらいです)。また、ヨーロッパ人のみに開かれたオーディションというのも多く、アジア人にとっては更に厳しい状況です。ですので、今回ローマ歌劇場という一大劇場でオーディションを受ける機会を得たことは、非常に有意義なことだったと、感謝しております。イタリアに限ったことでなく、ヨーロッパの留学生はこのような機会を必死で探しています。
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(ソプラノ歌手 31歳)
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